<本サイトは記事内にPRが含まれています>
暑い夏は冷たいアイスコーヒーや風味のいい水出しコーヒーはおすすめですね。
お湯で抽出するホットコーヒーと比べて水出しコーヒーはカフェインの量が減るのでしょうか?
もし、カフェインの量が減るのであれば妊婦さんや授乳中の方でも飲める量なのかを知りたい。
そんな疑問についてお答えします。
水出しコーヒーのカフェイン量は?
水出しコーヒーとはアイスコーヒーとの違い
水出しコーヒーは時間をかけて水でゆっくり抽出するコーヒーのことです。お湯で作ったホットコーヒを冷たくしたアイスコーヒーとは別物です。
水出しコーヒーは時間をかけて抽出するので濃縮された風味豊かな味が特徴で愛好者の多いコーヒーです。
そこで、気になるのが水出しコーヒーのカフェインの量です。
時間をかけて濃縮抽出した分カフェインの量が多いのでしょうか?
また、逆にお茶は熱いお湯だとカフェインの量が多くなるといいます。
水で抽出した水出しコーヒーはカフェインの量が少ないかも?
水出しコーヒーのカフェインの量
時間をかけて水で抽出した
水出しコーヒー1杯分(150ml)のカフェイン量は、約30mlです。
これは、通常のホットコーヒーのカフェイン量とした場合は、約60ml/150mL程度に比べれば約半分ほどのといわれておりホットコーヒーより低い傾向にあります。
やはり低音の水で抽出するとお湯よりも溶け出すカフェイン量が少なくなるようです。
しかし、水出しコーヒーは約8時間もかけてゆっくり抽出されるため、カフェインの濃度も高くなりホットコーヒーの※約78%との報告もあり決して他の飲料と比較すると少なくはありません。
引用)https://www.olive-hitomawashi.com/column/2021/02/post-13823.html
アメリカのスターバックスコーヒーの製品で比較すると、483mlあたりの水出しコーヒーには205mg、深煎りホットコーヒーには260mgカフェインが含まれていることがわかる。
※上記情報から計算上ホットコーヒーの約78%ほどのカフェイン量
通常のコーヒー 緑茶 紅茶のカフェインの量との比較
カップ1杯150mlのカフェインの量 | |
通常のコーヒー | 60ml |
水出しコーヒー | 30ml~47ml |
緑茶 | 30ml |
紅茶 | 45ml |
ココア | 10mg以下 |
カフェインのメリットとデメリット
それではなぜコーヒーを飲む時カフェインの量を気にしないといけないのかをご説明します。
カフェインには以下のようなメリットがある反面デメリットもあることを知っておきましょう。
カフェインのメリット
カフェインは交感神経に働きかか脳の活動や身体の運動能力を活性化させる作用があります。
眠気覚まし覚醒作用
夜遅くまで仕事や勉強などする場合にカフェインを摂ると眠気覚ましになります。
興奮作用により疲労感を減少させ集中力をアップ
エナジードリンクなどの疲れを減少させる効果もカフェインの作用です。
血流を促す作用
血流を活性化させ血管拡張させ運動の機能を活性化します。また脂肪燃焼に効果的に働きかけるためダイエット効果もあります。
老廃物の排出を促す利尿作用
利尿を促進し老廃物を排出しカラダの健康を保ってくれます。
デメリット
メリットも多いカフェインですが摂りすぎるとデメリットも多く出てきます。
不眠
カフェインのとりすぎによる悪影響で一番多いのが不眠症です。不眠から体調を壊したり精神状態が悪くなることがありますので、普段から不眠症に悩んでいる方は夜遅くコーヒーなどを飲むのは控えたほうが無難です。
めまいや吐き気、下痢といった症状
カフェインのとりすぎはカラダに負荷をかけてしまいますので様々な副作用が出ることがあります。
興奮や不安などの精神不安定
カフェインは常用して摂りすぎると中毒性がある成分です。過剰摂取すると精神的な障害を引き起こすことがあります。
適量を摂ればむしろ健康効果のあるコーヒーのカフェイン
デメリットを読むとちょっと引いてしまうカフェインですが、コーヒーでは1日の摂取する適量を守れば問題ありません。
むしろ健康効果が期待できます。
カフェインの適量ですが各国によって1日の摂取適量は若干ばらつきがありますが
成人男性で コーヒーマグカップ3杯(237 ml/杯)くらいが適量で400 mg /日(5~6杯)が最大摂取量と言われています。
※カナダ保健省の基準
各国のカフェインの摂取適量はこちらをご参考ください。
参考)食品安全委員会 食品中のカフェインファクトシート
《作成日:平成23年3月31日》《最終更新日:平成30年2月23日》
https://www.fsc.go.jp/factsheets/index.data/factsheets_caffeine.pdf
水出しコーヒーのカフェインは妊娠中にはNG?
とはいってもカフェインを摂るのに注意したいのが妊娠中の妊婦さんです。
妊婦へのカフェインの影響
妊娠中に大量のカフェインを摂取すると、胎児へのリスクが増加するという報告があります。
・流産
・早産
・発達障害
カフェインによる血管が収縮することにより酸素や栄養分の量が減って低体重児や低酸素状態になってしまうことも報告されています。
なので妊婦さんはカフェインの摂取をやめるにこしたことがないのですが、やはり1杯のコーヒーはこころが休まるものです。少しでもコーヒーを飲みたいという気持ちもわかります。
そこでおすすめなのはデカフェ(カフェイン抜きのコーヒーです)
水出しコーヒーカフェインレス紹介
食品メーカーやコーヒー販売店からカフェイン抜きのコーヒーが発売されています。
カフェインレスコーヒーといっても味や風味は全く変わりませんのでご安心ください。
そこでこちらでは様々なコーヒーの中から
妊婦さんにも安心のカフェインレスの水出しコーヒーを集めてみました。
以下に水出しコーヒーのデカフェ紹介
水出しコーヒーおすすめのカフェインレスコーヒー
水出しコーヒーを作るためのおいすすめのカフェインレス豆やパックををご紹介します。
カルディ「有機 デカフェ エチオピアモカ」
カルデイの薬品なしの天然水でカフェインを抜く技術で作られた「有機 デカフェ エチオピアモカ」
はカフェインレスの水出しコーヒーを作るための豆としてもおすすめです。
UCC「 おいしいカフェインレスコーヒー 水出しアイスコーヒー
」
UCCが厳選したブラジル・コロンビア産の
アラビカ豆を100%使用しカフェインをカット。
味も風味も本格的でおすすめです。
無印良品「オーガニックコーヒー カフェインレス 水出しコーヒーバッグ」
カフェインを97%カットの水出しコーヒーのデカフェです。
豆はホンジュラスと有機アラビカ豆を深煎り
コクとさわやかな酸味がおすすめです。
まとめ
水出しコーヒーは低温の水で抽出するためホットコーヒーやアイスコーヒーよりカフェインの量は減ります。
しかし、他の飲料と比べるとまだまだカフェイン量は多いので妊婦さんや授乳中の方は控えるのがいいでしょう。
様々メーカーからカフェインレスの水出しコーヒーが発売されていますので、そちらが安心しておすすめです。
【関連記事】
水出しコーヒーの作り方自宅で簡単~豆・水・分量・器具おすすめパックを紹介